塗装品質を上げるためのブラスト作業から、お客様のニーズに合わせた方式で高品質の重防塗装・金属溶射加工・焼付塗装を行います。塗装後の運搬に関しても自社便や運送会社への手配までトータルにサポートします
ブラスト加工
塗装前の下準備
細かい金属粒子や砂を高圧で吹きかけ対象物の表面を削り細かい凹凸をつけます。この後に行う塗装の膜が剝がれづらく、素材の奥まで塗装が密着した形になります。
素材に合わせて選択
「ショットブラスト」と「サンドブラスト」を使い分けています。
テム化学の誇るブラスト設備
第2工場のブラスト設備では縦横6.5m×奥行20mのサイズのものまでブラスト加工が可能。第1工場にも縦4.5m×横5m×奥行12mのブラスト部屋も保有しています。
30Tまで運べるクレーンを完備
ブラスト部屋の天井が開閉式のため、巨大な対象物もクレーンでブラスト部屋に出し入れが可能です。
重防塗装
重防食塗装により長期間防蝕します
1.さび止め:対象の錆を防ぎます
2.中塗り:上下の層の付着性をUP+防食性もUP
3.上塗り:下の層の保護+防食性+美粧性を持たせる
環境問題にも対応
自然環境への影響を考え溶剤⇒弱溶剤⇒水性に変わりつつあり当社でも移行を進めています。
防食性が高いフッ素での上塗り塗装も
以前は塩ゴムが主流だったがウレタンに移行しつつある。ハイエンドのフッ素での塗装も行っています。
豊富な塗装実績
小型のパーツから長さ40mのタワーなどの超巨大なものへの塗装まで幅広い塗装経験。それを実施してきたノウハウもテム化学工業の強みです。
官公庁向け設備塗装の経験も豊富
納品と一緒に提出が必要な「公的機関への提出書類」の作成と申請も数多く経験してきています。
※実績と塗装品質の信頼の証
溶射加工
溶射の防錆・防食機構
鉄は大気や海水環境などで湿った雰囲気に曝されると、酸化皮膜の欠陥、不純物の存在、加工度の違い等の上面不均一さに加え、水滴の酸素濃度の濃淡が起因となって、電気化学的反応が生じて腐食が進行していきます。
塗装において塗膜が部分的に損傷した場合、上記の局部電池が形成されて腐食が進むことになります。
犠牲防食作用とは
鉄の腐食はFeがFe2+イオンになって溶け出すことにより進行していきます。金属にはイオンになりやすい金属となりにくい金属があります。
鉄表面にメッキ、溶射等によってZnのようにイオン化傾向の大きい金属皮膜を作っておくと、もしこの金属皮膜が損傷し鉄表面が剥き出しになった場合に、この金属皮膜が陽極になって腐食し、鉄を陰極化(鉄の電位をよりマイナスに移動)することにより、鉄の腐食を防止します。このように他の金属が犠牲陽極となって鉄の腐食を防止することを犠牲防食作用といいます。
焼付塗装(溶剤・粉体)
仕上がりの滑らかさ
滑らかでしっとりとした仕上がりになるため、人の手に触れることのある場所・物に施される塗装です。(換気扇のカバー・制御盤・看板フレーム枠・架台など)
仕上がりの早さ
塗装して乾燥炉で加熱・乾燥させて仕上げる焼付け塗装は仕上がりまでの時間の短さも特徴です。自然乾燥させて重ね塗りが必須の通常塗装と比べて短納期での塗装が可能となります。
取扱塗料
溶剤塗装
メラミン・・・屋内向けの構造物に用いられます。塗料が比較的安価。
アクリル・・・メラミンと比べると硬度が高く、耐候性があり、主に屋外向けの塗料です。
ウレタン・・・超高耐候性塗料です。
フッ素 ・・・超高耐候性塗料です。
エポキシ・・・密着性が高く、耐食性があります。
粉体塗装
エキポシポリエステル ・・・室内用
ポリエステル ・・・室外用
対応材質
ボンデ鋼板・アルミニウム・ステンレス・鉄等金属
運搬対応
自社便とトラック手配
工場への引き取りも可能です。
3.8トンまでは自社便で対応可能。
それ以上の重量のものについては、
運送会社のトラックの手配も行います。
大阪市の南港に位置している為、船輸送を利用するにも絶好のロケーションです。